さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

要介護認定審査

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長男タロの今夜のメニュー
「ハッシュドポーク」なんだって。

昨日の煮物もそうだったけど、野菜の切り方が母より上手いかも知れないよ。


疲れた……
今日は要介護認定審査の日。
仕事を抜けて病院へ。

病室での審査の後、面談があった。
当然のことながら、コロナ対策の面会制限で、アタシはがっちゃんの顔すら見ることは出来ない。

がっちゃんの様子は相変わらずのようだ。

担当看護師さんへの質問の後、審査に来た担当の人が教えてくれた。

「ほとんど反応はありませんでしたけど、腕も足も両方とも固まることなく曲げ伸ばし出来ていましたよ」

そんなことも確認するんだ。

「目は、開きましたか?」

唯一のがっちゃんの反応である開眼について聞いてみた。

「病室に入っていったら、目は開きましたね。呼びかけには反応しませんでしたが」

ああ、やっぱりそうでしたか…
目は、開くんです。

「反応は出来ないけど、何となく意識はあるんじゃないかなって、感じましたね」

担当の人のその言葉に、思わず力が入ってしまった。

「そうなんです!奥の方で、わかってるんじゃないかなって思うんです!」

審査の結果には1ヶ月ほどかかるそうだ。

でもね、まだ介護保険が使えるようになるのは先の話。

転院して来てまず一般病棟。
そして療養病棟を経て、介護施設
保険が活躍してくれるのは、それからみたい。

それまでは健康保険の高額医療。
でも、それも今月いっぱいで切り替え。

がっちゃんは退職する。
今までの保険を任意継続するつもりだけど、手続きが出来るのは退職した次の日かららしい。

手続き出来るようになるまでと、新しい保険証が来る日までの空白の期間。
イヤだな。

他にも手続きしなくちゃならないものがあるけど、それもやっぱり、保険証が来なくちゃ始まらない。

あーあ、ホントにごっちゃごちゃ。

こんなメンドクサイことアタシにさせちゃってさ。

がっちゃん、この恩は高くつくよ!

知らんぷりしてたって、アタシちゃーんと覚えてるからね。
目を覚ました時、しっかりねぎらってもらうから、ねっ!

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