おむつを抱えて
桜が咲いてもおかしくないくらい暖かかったね、今日。
ドラッグストアでおむつを買って、病院へ。
介護用おむつにも沢山の種類がある。
ベッドから動けないがっちゃんのおむつは、赤ちゃんのおむつカバーみたいなテープで両脇をとめるタイプと、その中に入れるおしめみたいな尿取りパッド。
パッドは毎日〜汚れるたびに替えるから、枚数の多いものを。
テープタイプは汚れなければ繰り返し使える…らしい。
看護師さんにおむつを渡すと、引き換えに洗濯物を持って来てくれた。
火曜日にもらったばかりだったのに、もう2枚も。
でもなぜか収穫があると嬉しいのだ。
今日の担当看護師さんは、詳しくがっちゃんの様子を話してくれた。
ファイルした分厚いカルテを持って来たので思わずのぞき込む。
熱の様子が折れ線グラフになっている。
「熱は下がって来ましたね。まだ発疹は出てるけど…チクチクして痛いと思います」
「痛みとか、感じるんでしょうか?」
「痰を取る時、顔をしかめたりしてますからね、感じてると思いますよ」
目も、ずっと開けているらしい。
スゴイぞ、がっちゃん!
少しずつ、少しずつ戻っておいで。
ゆっくりで、いいから。
早く会いたいけど、待ってるから。
朝はいい気分だったけど、午後になってからはガックリと力の抜けるようなことが次々。
あーあ、何だか疲れたな。
でもチカラ抜けたから、ラクになったのかも知れないね。