さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

脳卒中の前ぶれ〜黒内障〜

ぐずぐずしたお天気の三連休。
今日は雨の中、買い出しに出掛けた。


重たい荷物を運ぶのに、長男タロは大活躍。
こんな時は男の子がいて良かったなと心から思う、非力な母になる(笑)


帰宅後、お昼の後はノンビリと〜
と言ってもついつい、やっぱり脳卒中の記事やブログを見ているアタシ。


そこで「黒内障」という聞き慣れない言葉に出会った。

黒内障は、突然片方の目だけ視野が奪われる症状で、特徴的なのは数時間から24時間ほどで、症状が消える。

黒内障は一過性脳虚血発作のひとつの症状で、片目だけが突然見えなくなった場合は、頸動脈に狭窄がないか、脳の血流はどうかの検査が必要なのだそうだ。

そしてこの一過性脳虚血が確認された場合、多くは数日以内に脳卒中の発作に見舞われているのだという。


脳出血で倒れる前、がっちゃんが目薬を欲しがった。
どうしたのかと聞くと、
「朝起きたら右目だけ黒い小さな点々が一面に見えている」と言う。

それ、目薬どころじゃないから!
その時、アタシが思ったのは網膜剥離
どこかで転んで頭打ったりしなかった?って聞いてみたけど、何も心当たりがないと言ってた。


日曜日だったので、必ず月曜に眼科へ行ってね、と念を押し、約束通り月曜…倒れた当日、眼科へ行ったがっちゃん。

「どうだった?」
「何ともないって目薬もらった」
「だって黒い点が急にたくさん見えてたんでしょ?」
「今日はもう治ってたし」

網膜剥離飛蚊症なら、なくなるはずないのに?
そう思ったことを覚えてる。

後からお薬手帳を見たら、白内障用の目薬が処方されてた…けど……


今だから、あれは一過性脳虚血発作だったのだと分かる。
数ヶ月前は、やはり片目だけ視力が落ちて眼科に行って新しい眼鏡の処方箋をもらって来たがっちゃん。

もし、違う眼科だったら、もっと早く異常に気がついてくれたのかな。

知り合いで、視力低下から脳腫瘍を見つけてもらった、という人を知っていただけに、今回のことが悔やまれる。


でも、これも巡りあわせなのかなぁ。

誰を恨んでも、何を悔いても、今という現実は変わらないんだよね。

だから現実に…今という時に向きあっていかなくちゃ、いけないよね。

アタシに出来るのは、今をとにかく懸命に生きているがっちゃんと一緒に生きることなんだ。

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夕方、小雨模様の中をスロージョグ。
久しぶりに、体の内側が熱くなるのを感じながら、ゆっくり走った。


がっちゃんの目にも、この曇り空は映っているかな。

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