さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

保険証の返却と、いきなり渡された大荷物

今朝、がっちゃんの会社の総務の人から連絡があった。


「もう保険証を使わないようなら、郵送で良いので返却してください」


今月いっぱいで退職するがっちゃん。
今の保険証は3月31日で使えなくなる。


国民健康保険にするのか?
今の健保に任意継続するのか?


いろいろ考えたけど、結局は任意継続を選んだ。
2年間は、同じ健保に現役時代の保険料で加入出来る、というもの。
ただし、今まで会社が払っていた分はなくなるから、全額自分の負担になる。


それでも、がっちゃんみたいに限度額適用認定証を持っている場合、任意継続した方が有利だということがわかって続けることにした。


保険証は来月から切り替わるということで、今までのものは期限までに返却しなくちゃならないんだって。


そんなあれこれ、知らなかったよ。
がっちゃんが脳出血で倒れてから、何度この保険証を出したことだろう。


意識不明で、手続き関係を代理でする時、必ず身分証明書が必要だった。
それも、免許証と保険証のダブル提示。


まるで水戸黄門の印籠みたいに、アタシががっちゃんの身内であること、決してアヤシイ者ではないことを証明してくれる、御守りみたいなものだった。


何となく、寂しい気もしたけど、思い立って昼休みに届けに行って来た。


その前にがっちゃんの病院に行って、保険証のことを確認した。
来月新しいものが届いた時に見せれば大丈夫。

そして洗濯物を引き取るついでに、容態を聞き出す。


最近また微熱が続いているらしい。
38℃まではいかないけれど〜と聞いて少し心配になる。
栄養は点滴で入れていますから、ということだったけど、きっとかなり痩せたんだろうな。


いつ解除になるか分からないコロナの面会制限。
会える時は、面影もかなり変わってしまっているかも知れない。


ところで。
保険証の返却に行って、思わぬ大荷物を渡されてしまった。


ダンボール山盛りの私物と紙袋に入ったサンダルやら真っ赤なジャンパーやら、何やら。

総務の人の話によると、会社に「がっちゃん部屋」と呼ばれる場所があり、そこに沢山の私物を持ち込んでいたらしい。。。


来週は退職の手続きと私物をまとめたりする予定なので、再来週都合の良い時にまた、受け取りに来て欲しいとのことだった。


がっちゃん……そりゃ、長い間お世話になったかいしゃだけど、まさかそこにセカンドルームがあったなんて、知らなかったなあ!


とりあえず今日の分を車に積んで職場に戻って、午後からの仕事に忙殺された。


突然退職することになった人の仕事をアタシが引き継ぐことになり、そのレクチャーを受けたのだけど、とにかく複雑。


いきなり今日送る重要書類の書き方を間違えて、訂正するのに偉い人の印鑑をもらいに走らなければならなかったり、もうバタバタ。


昨日に引き続き、疲弊。。。


帰って息子たちに今日のことを話したら
「オヤジの私物? いらねー‼️」
だって(笑)


疲れて帰って、そのいろいろを話す相手がいるって幸せだなって、思ったよ。


アタシはがっちゃんのそんな話、ほとんど聞いてあげなかった気がする。
でも、お互い様だったよね、確か(笑)


今なら、しっかり聞いてあげるよ。
アタシも話したいこと、沢山あるよ。


だからちゃんと目を覚ましてね。
いつになっても、いいからさ。
約束だよ、がっちゃん。


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