さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

会えるかも?がっちゃん!

朝からお疲れモード。


ガーミンの睡眠ログを見てみると、深い睡眠が34分。
ここ1週間の平均が17分〜!?


これじゃ、疲れが残るはずだよね。
心当たりを考えてみると、もしかして夕方のランニング?


ずーっと走らないでいた時は、意外としっかり眠れていた。

がっちゃんの容態や気の遠くなる事務処理や…ストレスになることは山のようにあったはずなんだけど。


それでも今日は病院へ行く日。
昼休みになる頃は、元気復活して病院へとひた走った。


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午後の病院には、同じように洗濯物を抱えた人が次々とやって来る。

そのためか、がっちゃんの担当看護師さんはなかなか現れず、思わず再度受付から病室へ連絡を入れてもらってしまった。


1週間ぶりの収穫は、洗濯物のシャツ2枚。
今までは週2で来てたから、せいぜい1枚あるかどうかだったので、何だか嬉しく受け取った。


そして去って行こうとする看護師さんに、すかさず容態聞き出しのため食い下がる。


忙しいところ、本当に申し訳ありません!
でも、新型コロナ対策で厳重な面会制限の中にあっては、この時しかがっちゃんの様子を知る術が無いのです。


看護師さんは、ニコニコ笑顔でアタシの質問に答えてくれた。


がっちゃんの容態は安定していて、先週と変わらず便秘気味で紙おむつの備えは十分あるという。


そして呼ばれて目を開けること、話しかけるとちゃんと相手を見ていることもあるのだという。


「声は出していますか?」

「痰が絡んだ時に、それを取ろうとして声が出てます。吸引すると、苦しい時はイヤな顔をしたりもしますよ」


これって、ちゃんとした意思表示だよね!?


「……母さん、それ先週も話してた」

大喜びでタロに話すと、冷たくあしらわれてしまったけれど。


いや、ちゃんと状態を維持してるっていうのは重要なことじゃない?

ちゃんとそこまで、回復して来てるってことじゃない?


「完全に治って退院しなきゃ、意味ないよ」


うーん、タロ、キミは何て冷淡なのだ。

そりゃそうかも知れないけどね。
一時は死にかけ、良くて一生植物状態の寝たきりですって言われた人が、少しずつでも変化している、それとっても重要だって、思わない?


がっちゃんが、今も生きているというこの事実。

生きているっていうことは、そうでないのと全然違う。


それだけで、どんなに励まされていることか。
がっちゃんが生きている意味は、絶対にあるんだよ。


アタシはそれを喜べる自分は幸せだって心から思う。
希望なんて持っても仕方ないって言うタロやジロが可哀想にさえ思えてるんだけど、なあ。


そしてもっとアタシを喜ばせたニュースがあった。

病院側の計らいで、オンライン面会が来週にもスタートすると、担当のソーシャルワーカーさんが教えてくれた。


タブレットスマホでzoomを使って、ご家族と患者さんが対面出来るようにと準備を進めています」


えっ!知ってます!zoomってあの、テレワークでステイホームな人たちが、オンライン飲み会や会議で使っているというヤツですよね?

アタシは未経験だけど(笑)


この前、がっちゃんに会ったのはちょうど1ヶ月くらい前だった。

やっと会えたにも関わらず、その時がっちゃんは寝ていてちっとも起きなかったのだ。

一緒懸命話しかけるアタシの声に、隣りのおじいさんが反応してたことを今も覚えてる。


来週、がっちゃんに会えるかも知れない♪
半日休み、取ろうかな。 

具体的なことはまだ、それくらい。
準備が出来たら病院内にポスターで掲示される。

そうだよね、面会を待っている人は沢山いる。
患者ひとりひとりにスタッフが付いて対応するとなると、予定を組むのも大変そうだ。

また、病院通い週2にしようかな(笑)
手ぶらな時は、こっそりとお知らせが出てないか確認だけでもしようかな♪


タロもジロも呆れてるけど、アタシは本気だよ。

「期待するだけ絶望は大きい」なんて言わないで。


夢と希望は諦めなければ、きっと来る。
きっとね!


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