さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

入院関連の請求書

何だか世間は、新型コロナウイルスに一区切りしちゃったみたいな安堵感〜緩み?みたいなムードになってるけれど。


病院は、引き続き厳重な面会制限中。
がっちゃんの状態も落ち着いて、紙おむつの使用量も標準〜1日に尿取りパッド2枚になって、めっきり呼び出されることも減った。


そうなると、まるで「ただいま単身赴任中」みたいな錯覚にとらわれる。


そうなのだ。
もう子どもたちも成人して家族4人というより、大人4人の暮らしになって来ると、父親の存在は薄くなる。


保護者でなくなってしまうと、ひとつ屋根の下に住んではいても、暮らしは別々。


そんな矢先の、父親であるがっちゃんの闘病は、バラバラになっていた家族をキュッと束ねたような感じになった。


でもね、自粛疲れがあるように、家族の結束にも緩みが出て来る。


まあ、常にぴったりと寄り添うべきが家族ではないと思うし、離れてもまた寄り添うのが不思議と家族なんだよね。


で、ちょうど忘れかけてた頃に来るのが、病院関係の請求書。
入院費は月末締めで、計算が終わるのが10日前後。
しっかりと限度額認定証はあるから、自己負担は保険で決められた57,600円だけかと思うと、さにあらず。


がっちゃんの点滴…鼻から胃にかけてチューブで入れている栄養を看護師さんは「お食事」と言っていた。
そう、ちゃんと1日いくらの食費に換算される。

そして先月末から移った療養病棟には日割りで部屋代が加算されている。


こうして書いていて気がついたけど、この前支払ったばかりの4月分には、この部屋代は5日分しかはいっていないんだった!


ということは、フルで31日分加算され、体調が落ち着いて来た分、きちんと3回の「お食事」をとると、自己負担額は約3万円。


そして昨日、郵便受けに届いていたのが、病衣とタオル類のレンタル会社からの請求書。


ああ〜!
支払い済んだと思ってたところへ、またかぁ〜……


アタシの頼んでいるセットは中間くらいのランクのもので、これに肌着までセットにすると1日百円増し。
逆にタオルだけのセットにすると、百円減。
ちょうど良く、病衣だけっていうのが無いのが残念。

でも病衣とタオルのセットからは、入院に必要な衛生用品がサービスで付いているので、そこはとっても助かっている。


ここに紙おむつのコースもあるけど、看護師さんも驚くほど高いので「買って来た方が安いですよ」とさりげなく勧められた(笑)


あまりにも紙おむつの使用量が多かった時は、いっそ申し込もうかとも思ったけど、それも今は平和。


そういえば、あんまり頻繁に紙おむつを買っていたらお義姉さんから「そんなにマメに交換してくれると思う?せいぜい朝夕の二回じゃないの?」と不審がられたこともあったなー。

お義姉さん、地元の病院で紙おむつを他の入院患者に横流し?しているのを目撃したことがあるのだと言っていたけど、そんなことホントにあるんだろうか?


がっちゃんは、最初の頃はよく下痢をしていたらしいし、床ずれも出来てしまったので何回もおむつを確認してくれていたんだと思う。


病院に払うお金は、生きててくれる安心料みたいなものだって、アタシは思う。
お世話してくれている病院のスタッフの皆さんがいるからこその、平穏な毎日なのだ。


請求書、感謝の気持ちで受け取ろう。
そして元気に働こう(^O^)


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