きっと雨のせい
毎週、木曜日は不調な気がする。
あっという間に終わった今週前半。
どうやら、がっちゃんとの面会する水曜日を軸にして、アタシの1週間は回っているようだ。
だから水曜日が終わるとまるで今週ももう終わったかのように、どっと疲労感がやって来る。
思考も停止。
今日はなぜか、がっちゃんの残していった実家の今後問題がアタマから離れなくて、暗〜い気持ちになっていた。
もーっ!!!
面倒な問題、残していきやがって!!
言葉づかいも粗悪になる。
心の中で繰り返してるこの言葉、声に出ないように気をつけないといけないな(笑)
たぶん、仕事がお盆休み前の多忙期に入ったからだ。
毎年、夏休みはアタシの実家がある都会に帰ることを楽しみにしていたけれど、今年はコロナで行けそうもない。
行ったら帰って来れるかどうか、怪しい。
職場に知れたら、2週間の自宅待機だし。
有給はまだ残ってるけど、仕事に穴を開けて部署のみんなに迷惑をかけるわけにもいかない。
まだ完全に落ち着いたと言えないがっちゃんを置いておけないしね。
隣県のがっちゃんの実家なら、日帰りは出来るが実はアタシにとってかなり高い心のハードルがあるのだ。
せっせと真面目に嫁をしていた頃の、苦い思い。
双方の両親も他界して、やっと嫁を卒業出来た…いや、退学かな?(笑)とにかく学び舎を去ることが出来て、ホッとしていた。
夏休みが怖くなくなった。
長い休みが楽しみになった、ところだったのに。
がっちゃんの抱え込んでた難問が、アタシに回って来ちゃうなんて、ねーー、そんなの、反則だよねー?
もう7月も半ばを過ぎて、あっという間に8月になる。カレンダーを目にするたび、何となく心が重くなる。。。
考えても、仕方ないこと。
やるしかないこと。
なるようにしか、ならないこと。
だったら、悩むだけ無駄じゃん?
落ちるだけ、損じゃん?
やめ、やめ、やめーーー!
考えても仕方のないこと、考えるの、やめっ。
病気で倒れたがっちゃんが教えてくれたのは、限りある時間を大切にするということ。
誰にも、次の瞬間はわからない。
当たり前みたいに普通に毎日暮らしてるのは、考えたら不安になること、知ってるからかな。
あー、こんな重たいことばかりが浮かぶのは、長く居座る雨雲のせいなんだ、きっと。
湿度がジットリと、心まで湿らせてるんだ。
除湿機、かけよ!