真夏日朝の夢
朝からお日様が元気だ。
もう、これは絶対暑くなるぞっ!って日差しで月曜日が始まった。
今週は連休がある。
学校は夏休みが始まる。
そろそろ整形外科の薬が切れる。
……と言うことは、と仕事の手帳をにらむ。
水曜日、病院は午前中までだから、今日か明日のうちには通院を済ませたい。
ただ薬を処方してもらうだけだけど、病院がハンパに遠い。
夕方5時半には受付が終わる。
さあ行くぞ!と気合を込めて仕事を進めないと、定時より早く退勤することは不可能。
今週は、後半に行くほど仕事が重たくなって来るので、やっぱり明日よりは今日、行っておこうと決意を固めた。
……それなのに。
甘く見ちゃいけない、月曜日。。。
早くから無理難題が降りかかり、自分の力の無さを思い知る。
だからって、許してもらえるわけもなく。
ヒイヒイ、ヒイヒイ言いながら、どうにかギリギリで病院に滑り込むことが出来た。
待つことしばし。
看護師さんの丁寧な問診の後、やっと先生の診察が始まった。
診察室に入り、挨拶をすませると「はい、じゃまた同じ薬、2ヶ月分出しときますね」
はい、終了!
……1分もなかったような。
アタシの今日の必死な時間は、このたった1分のためだったのか〜〜。
最初の頃は、とても細かく診察してくれて、薬の量が決まるまで、痛みの程度が落ち着くまでと、
3日に一度は病院に来ていたんだけど。
まあ、今のペース、コロナ感染を防ぐために多めにもらえる薬というのも、有り難くはある。
でもさ、もうちょっとコミュニケーションあってもいいんじゃないの?
あっ、そうか!
この短縮診察のために、看護師さんの問診はやけに丁寧なんだね、きっと。
仕事も病院も、意外と早く終わったので、真っすぐ帰って軽くジョギング。
明日からまた、雨が降り始めるらしい。
こんなに暑いけど、まだ梅雨の真っ只中だったっけ、そう言えば。
今日はやっぱり走っておきたいよね。
暑い。途中で風がピタリと止まってしまった。
それでも、とにかく足は止めないように。
止めると汗が吹き出しそうだ。
牛がいた。久しぶりでテンション上がる。
コロナ騒動真っ盛りの頃からしばらく、見ていないような気がする。
羊たちには、まだ会ってないなあ。
真夏日予報の月曜日、朝見た夢が忘れられない。
がっちゃんが出てきた。
右半身が不自由そうではあったけど、元気そうに喋っていた。
ちゃんと座って、服も着て〜〜。
最近、よく夢で会うね、がっちゃん。
面会の時は眠ってるから、夢の中に出て来るのかな。
本当に、このままなのかな。
やっぱりまだ信じていないアタシがいて。
がっちゃんを夢の中に引っ張り込んでいるのかな。
暑さのせいか、走り終わったら頭痛がした。
眠い。また夢に出て来るかな。
まだ今週は始まったばかり。
無理せず乗り切っていかなきゃね。