特養と胃ろう
火曜日。
今季最低気温の記録更新の冷え込み。
たくさん着込んで、寒さ対策。
この冬は室内の換気も頻繁にしなければならないから、油断出来ない。
今朝のテレビで、換気する時はダウンを着たり防寒して、なんてコメントを聞いて驚いた。
ヒートショックの心配もあるらしいから、真冬はそれも笑い話じゃなくなるのかな。
30分に1回の換気のせいなのか、ヒーターもなかなかセーブ機能が働かずフル稼働。
ウチの職場、エコとか節電とかが厳しいけれど、これじゃ電気使用量はかなり上がっちゃうんじゃないかなあ。
「お母さんの具合、どう?」
がっちゃんと同じ病院に、お母さんが入院したばかりの同僚と給湯室で会って立ち話。
「先週は高熱が出て、検査したら肺炎になってたの」
環境が変わったせいなのか。
がっちゃんも経験がある。
抗生剤の点滴で少し熱は下がっては来たらしい。
そして、主治医と胃ろうの話を進めているそうだ。
胃ろうというと、直接チューブを胃に差し込んで栄養を送るもの、一度作ってしまうとなかなか外すことが出来ず、よく考えて〜などという程度の知識しか知らなかった。
その説明を聞きに行った時に、特別にお母さんに会わせてもらえたのだと言う。
「もう、すっかり小さくなっちゃって…熱のせいで朦朧としていたけれど、声を掛けるとうんうん、とうなずいたりはしていたから安心したの」
彼女は、特別養護老人ホームへの入居を考えていて、何軒も申し込んでいるそうだ。
「この前、行ってみたところは、胃ろうがあると無理だし、看取り介護も出来ないって言われちゃって…」
看取り介護?
特養とか、胃ろうとか、よく知らない言葉がどんどん出て来る。
アタシ、考えてもいなかったな。
介護認定して、障害者手帳をもらって、障害年金の手続きをして……ひと通りのことはやったと思っていたけど、まだまだいろいろ、あるようだ。
もう少し、ちゃんと調べてみようと思う。