さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

おとなのおむつ事情2

今週のお題「感謝したいこと」

やっとここまで、木曜日。
今日は雪が降ったり、やんだり。


朝、雪を見て「良かった〜!」って心から思った。


なぜかって?


実は昨日、水曜日。
いつものように昼休みに病院へ行き、オンライン面会と洗濯物の交換。


仕事に戻ると間もなく、看護師さんから電話があった。

「パッドタイプのおむつがもう無いんですけど。今日、持って来てくれるかと思っていました」


えっ? 連絡来てませんでしたけど…?


「こちらの記録では、土曜日に連絡したことになっています」


来てないよ、そんな電話。
誰かと勘違いしたのかも。


とにかく、おむつが無いことは確か。


明日でもいいですか?と聞くと「では病院の予備をお貸ししておきます」という答え。


ホントにギリギリなんだ、おむつ。


「明日早めに持って行きます」とは言ったけど、気になって結局、帰りに買って再び病院へ行って来た。


雪の降る前に届けられて良かった。


病院への道は、また幅が細くて大型トラックもかなり通る。
最近は「これで雪積もったらどうなるのか」と思いながら通っていたのだった。


ところで、昨夜おむつを届けた時に、看護師さんから貴重な「おむつ事情」を聞くことが出来た。


今、がっちゃんが使っているのはカバータイプとパッドタイプ。
尿道にはカテーテルが入っているから、主に排便の処理がメインになっている。


前に局部に巻くタイプをパッドタイプと間違えて買ったら、それでは下痢だと漏れてしまい、カバータイプが汚れ安くて不経済だと教えてもらったことがあった。


kuriruri.hatenablog.com

それからは、パッドタイプとカバータイプの二刀流。
そしてとにかく消費量が多かった。


f:id:Komododoragon:20201203223907p:plain
昨日、おむつを渡しながら看護師さんと話していた。
いつものメーカーより、枚数は多いけれどサイズが少し短めのものを買ってみたので「これでも大丈夫でしょうか」と聞いてみた。


「ちょっといいですか」と袋を開けておむつを取り出し、開いて確認する看護師さん。


「いつものより、脇のギャザーが少し浅いけど大丈夫でしょう」

横漏れ防止のサイドにも、値段と機能の違いは出ているらしい。


尿道カテーテルは入っているけど、その回りもこれで巻くんですよ。前に使っていた小さいのがいいんですけど、今はパッドで代用しています。少しでも汚れるとすぐ交換になるので、ちょっともったいないんですけどね」


え!?
本来は三刀流が正しいの?


局部に巻く小さめタイプ、お尻に当てるパッドタイプ、それを包むカバータイプ………


倒れた頃からインフルエンザやコロナの影響もあり、ずーっと病院にお任せしっぱなしで、アタシはがっちゃんのおむつは買って運ぶだけ。
実際に着けているところも見たことがない。


もの凄くいろいろ考えられた仕組み?になってるんだなあ。


「もちろん、このままでも大丈夫ですけど、小さいのもあった方がいいですよ、コストの面でも」


聞いてみないと分からないものである。
知らないというのは、本当に多方面でソンなのである。


この感動。
誰かと分かち合いたいけれど、まわりにはほとんど、介護おむつ事情について語り合える人がいない。

残念だなーー!!


今日、小さめタイプのおむつを買った。
明日、持って行こうかな。
お天気と相談だけど。


がっちゃんを通して知る、こんな小さな出来事だけど。
アタシにとって、とても大きな張り合いに変わっていく。


「連絡の不行き届きで、何度も病院まで来ていただいてすみませんでした」

こう言って、看護師さんは夜遅く病院に行ったアタシをねぎらってくれた。


アタシは言った。

「とんでもありません!こちらこそ、おむつ買って来るくらいしか出来なくて。どうぞよろしくお願いします」


本当に、本当に。
心からの感謝をこめて、どうぞよろしくお願いします。



にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村