さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

胃ろう検査とサプライズ!

今日は今年最初の水曜日。
がっちゃんとのオンライン面会も、今年初めて。


前日にかなり雪が降ったので、道路状況が心配だった。
でも今日は青空で、寒さは厳しいながらもお日様効果で、病院までの道はすっかり雪がとけていた。


ラッキー!
明日からは爆弾低気圧でかなり天気が荒れる予報。
その前に病院へ行けるなんて、護られているなぁと思う。


そういえば昨年最後の面会も、次の日は大雪だった。
やっぱり、守ってくれてるのかな、がっちゃん。


病院に着くと、いつもの面会担当さんが言った。
「オンライン面会の途中で胃ろうの検査に行くかも知れません」


実は年末、同じ病院に入院した職場の人のお母さんが、胃ろうにしてから体力が回復し、朦朧としていた意識がしっかりして来た、という話を聞いた。


胃ろうは延命治療だと思い込んでいたけれど、厳密に言えば今の鼻から管を通して栄養を胃に送っていることも、延命治療だ。


生死の境をさまよっていた時は、延命はしないと決めていたけど、それは人工呼吸器や心臓マッサージをイメージしていて、栄養補給は普通のことと思っていた。


調べてみると、胃に直接栄養を送る胃ろうにすると、痰の量や誤飲が減るらしい。


あの苦しそうな痰を少しでも減らしてあげたい。
そして最近、オンライン面会の場面でも、自分で痰を出せるようになったらしい様子をちょくちょく目にしていた。


たったそれだけなんだけど、ずーっと見て来たアタシからすれば、驚くべき変化!なのだ。


痰が減り、誤嚥が減れば、熱を出すことも少なくなるのでは。


安定して栄養が摂れるようになれば、体力もアップするのでは?


昔見たテレビで、胃ろうは無意味な終わりなき延命治療、みたいに刻み込まれていたのだか、思い違いをしていたかも知れない。


ソーシャルワーカーさんに「胃ろうに出来るのだろうか」ということを相談したら、主治医の先生に聞いてみてくれることになった。


そこまでが、昨年末までのところ。
年が明けた今日は、一気に進んで、胃ろうが出来るかどうかの検査日だったらしい。

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「今日は検査する人が4人います」と言っていたから、水曜日は検査の日、とか決まっているのだろうか。
もし、検査結果がOKならば、やっぱり来週水曜日に胃ろうの手術があるそうだ。


オンライン面会の途中で、がっちゃんが検査に呼ばれて面会は終わりになった。


面会担当さんからその後、来週のことなど話していたら、偶然にも、検査室に入るためストレッチャーに乗ったがっちゃんが、エレベーターから降りて来た!


もう、ビックリ!


ふたまわりくらい小さくなった、がっちゃんの顔。
それでも、大きな眼は変わらずにクリクリしていた。 


布団を掛けてあるので、体の方は分からなかったけれど、ワンサイズ小さくした肌着は大丈夫だった、と言われていたので、やっぱりかなり痩せたんだろうな。


視線は定まらず、声を掛けても目が合うことはなかったけど、思いがけない対面が、嬉しくて嬉しくて…感涙。


無事に胃ろうが出来るようになることを願いながら、検査室に向かうがっちゃんを見送った。


神様、サプライズをありがとうございます!
今年は嬉しいサプライズが、もっともっと、ありますように。


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