脳ドック精密検査通知
解放感に包まれて帰宅した金曜日。
とにかく雪が凄い!
駐車場も埋もれていて、雪かきしないと入れない。
くたくたになって、一息ついて、病院から手紙が来ていることに気がついた。
この前、人間ドックに行った病院だ。
早いな!もう結果届いたのかな?
開封してみると、「脳MRI要精密検査」のお知らせ💦
文面には、自宅に電話したけど繋がらないので書面にて〜って書いてある。
えっ!えっ!えっ!?
電話連絡来るほど、緊急なこと?💦
脳ドック…脳のMRI検査で引っかかり、急を要することって、脳の血管がヤバイってこと?💦
確かに頭痛持ちだし、最近は物忘れも気になって来た。
がっちゃんが脳出血になったことで身が引き締まり、受けようと思った脳ドック。
幸か不幸か、まさかの精密検査だなんて……
たちまち心の中が不安でいっぱいになった。
翌日、土曜日。
連絡してくれと書いてあった病院の健康推進課に電話してみた。
検査の結果を医師から説明してもらう日の予約をした。
どこがどう悪いのか、ヘンなのか。
当然だけど、病院に行くまではわからない。
今悩んでも悶えても、起きていることは変わらない。
だけどやっぱり、気にせずにはいられないのだ。
今の我が家で、アタシが病に倒れるわけにはいかない!
がっちゃんに引き続き、なんて絶対にあってはならない!!
いろいろな不安が押し寄せて、もう何も考えられないような状態になった。
情けない。
生命が絶対ではないということ。
ただ過ぎていくだけの時間が、どれほど幸せかということ。
情けない。
大切なことに、こんな状況にならないと気がつかないなんてね。
そして、我が身に起きてみて初めて感じる「怖さ」。
とてつもなく大きくて、言い表すことが出来ないほどの。
アタシって結構、「怖がり」なんだなーー。
土曜日は鬱々と、家にこもって過ごした。
踏み台をする時の楽しみにしているNetflixの海外ドラマ、調べたらシーズン7まであって、ちゃんと最後まで見られるのかな?と哀しくなって続きを何本も見た。
踏み台しながらじゃなくて、お菓子を食べながら。
これがアタシのヤケ酒代わり、なんてね。。。
ビビるなアタシ!
そう、こんなことはよくあること。
知らないで済んだことが、たまたま見えちゃっただけかも知れないんだから。
脳ドックを受けなければ、わからなかったこと。
逆に言えば、知らないで過ごせる人は、たくさんいる。
生命の危機にありながら、凛として生きている人たちのブログもたくさんある。
なんて強いんだろう、美しいのだろう。
とてもかなわない。
アタシもそんな心境に、なれるのかな……
翌朝、今日、日曜日。
だんだんと気持ちが据わって来た。
お日様の光に誘われて、買い出しに出掛ける。
いつもの日常。
いや、しかし💦
出て来たことを後悔するような、ツルツル路面🚗
道路もツルツル渋滞で、またこの道を帰らなくてはいけないのかと思いながらも、やっとスーパーに到着した。
二軒ハシゴする予定を一軒だけにして、帰り道も別のルートに変えてみた。
ヨシヨシ、いいぞ!
別ルートも凍ってはいたけど、かなりスムーズに帰宅することが出来てホッとした。
脱力〜〜〜
なんだかね、生きてることを実感するって、こんなことなのかなって思えてきた。
予想外の出来事に、ひやひやしながらどうにか対処して、心から安堵する。
辛かったり、嬉しかったり。
怖かったり、安心したり。
小さな嬉しさや感謝や優しさ。
他愛のない、ひとつひとつのピースを組み合わせて、自分の中で組み立てていく、幸せのカタチ。
いつもある日常に手を差し出され、立ち上がる。
そんな感じ🍀
うん、大丈夫になって来た。
そんな感じ……!