さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

大丈夫。

気がつけば、土曜日。
週末。


人間ドックの検査結果。
職場に届いたのは月曜のことだった。


渡された大きな封筒。
中には脳ドックの結果も入っていた。
MR画像のコピーも。


動脈瘤様のものが見えるので、さらに精査が必要」

そんなことが書かれていた。


動脈瘤……破裂したら、くも膜下出血ってこと?
「そうでなければいいな」
と思っていたこと、そのものだった。。。


他愛ないことで笑い合ってる、職場の仲間たちが羨ましく見えた。
すれ違う人たちがみんな、羨ましく見えた。



火曜日、午前中だけ仕事。
午後から結果の説明を聞くため、病院へと向かった。


冬道が不安なら時期に、2度も遠くの病院までの行くとは思わなかったな、と車を走らせながら苦笑する。


精密検査や脳神経の病院に通うのであれば、絶対近くのところを紹介してもらおうと思う。


病院は、これから午後の診察が始まるところだった。 
予約時間までが、とても長く感じる。
何かをしようとしても集中出来ずに、そのままボーッと座って待った。


予約時間ギリギリに、診察室に入って行く白衣の人。
この人が先生か。
健康診断の説明は、脳の専門医がするわけじゃないだろうから、あまり期待してはいけないな。


そう言い聞かせながら、診察室へ。


最初は今回の健診の総評。
悪玉コレステロールの数値がかなり、高かった。 


内科の主治医から「治療終了」と言われてから、半年くらい経ったかな?


中性脂肪や善玉コレステロールの数値は悪くないから、多分体質的なものでしょう」


コレステロールの数値グラフを見せながら、年齢や条件に合わせて、この数値まで落とすことを目標に、と具体的な説明を受けた。


「さてそして、脳のMRI検査の結果なんですが」


縦型のモニタに映し出されたMRI画像。
医師の操作によって、くるりと角度が変わる。


おお、これが3Dというヤツか!


くるくるしながら、医師は話し始めた。


「問題の、ここ。この部分がちょっとコブのように見えるというんだけどね…」


医師の話では、ちょうど血管が曲がっている部分なので、あまりはっきりしない、と言う。


かも、知れないし、違うかも、知れない。


「仮に動脈瘤だったとして、この大きさで破裂する人は1年間でひとり、いるかどうか、くらいですから」


え?


「それより、コレステロールの治療をまた始めてくださいね」



そう言うと「これで説明は終わり」みたいな流れになって来た。


え?先生!
精密検査は?紹介状は??


「どうしても気になってハッキリさせたい、って言うのなら紹介状は書きますけど」


じゃ、様子見てていいんでしょうか?


「今回の検査をスタート地点として、次回、ああやっぱり大丈夫だったね、って感じになる人も多いです」


じゃ、来年また検査すればいいですね?


「次もしやるなら、ここの検査より精度の高い検査をしてみるといいかも知れませんね。でも、脳は1年くらいじゃ変わらないけどね」


これは、あの、その、大丈夫…ってことなのかな?


「とにかくコレステロール値を下げて」


嬉しかったけど、気が抜けた。
呼び出しが掛かったから、大慌てで来てみたけれど。


あれは、何だったの?
あの、電話&手紙攻勢は……
でも、来て良かったよーーー!


説明を聞いたその足で、内科の主治医のもとへ。
健診結果を見せ、またコレステロールの薬を処方してもらった。


「健診結果の方は、まったく問題ないから〜」


アタシ、何も説明してなかったけど。
先生、名医なのか、テキトーなのか……?



とりあえず、大丈夫みたい。
良かった!!


これからは、動脈瘤が「あるもの」と思って生活していこう。


自分に無理を強いない。
頑張り過ぎない。
脳の血流が良くなるような、暮らし方をしよあり


血圧が上がるようなことは、しない。
カーッとならない(笑)
まあ、もともと血圧は低めだけどね。


一件落着。
ご心配、おかけしました(^O^)



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