近くて遠い、戸籍謄本への道
思うところあって、早く出掛けた水曜日。
通勤ラッシュに見事にハマる……
これじゃ早く出た意味がない?
そうこうしながら、ようやく目的地に到着。
それはコンビニ。
職場に一番近い店。
実は昨日、マイナンバーカードからの電子証明書発行にチャレンジして惨敗した後、本籍地のサイトをよーく読み込んだ。
そうしたら……戸籍謄本を発行するには、「戸籍証明書交付の利用申請」というのが必要らしいのだ。
えっ?時間指定だけじゃ、ないのかあ〜〜〜!
何だかクラクラとして来たが、もうこなったら意地でも戸籍謄本取ってやる!という決意がメラメラして来た。
この申請もコンビニのコピー機から可能らしい。
昼休みにチャレンジするかと思ったが、朝早く行ってやってみようという気持ちが湧いて来た。
いつもより30分以上早く家を出てみたが、冒頭の通勤ラッシュ。朝の時間を甘く見てたなー。
みんな何時に家を出ているんだろうかと感心してしまった。
働くって大変なことだねー。
そして、やっとたどり着いたコンビニ(笑)
意気揚々とコピー機を操作する。
昨日の経験が今日にいきてる。のか?
順調そうに見えたけど、またもやトラップ!
本籍地の正確な住所を最後まで入力しなければならないのだ。
昨夜、あんなにネットで調べていたというのに、アタシってつくづくいい加減なヤツだと思う。
本籍地、今はどんな証明書にも県までしか載ってない。
一度車に戻って、がっちゃんの障害者手帳から、免許証や保険証までひっくり返して見て、その事実をあらためて知った。
どうしよう?
ここまで来て、また負けて戻るのか?
「免許証からデータを取得することが出来ます」とコピー機が言ってくれたが、暗証番号をと言われてアタマの中が真っ白になっただけだった。。。
こうなったら、うろ覚えだけど過去の記憶から住所を入力するしかない。
白いアタマを切り替えなくちゃ!
………結果。
「登録申請完了」の文字が画面に広がる。
やった、やったよ……
燃え尽きたよ……と、今度は真っ白な灰状態。
申請番号をプリントアウトし、丁寧に持ち帰る。
確か翌開庁日の朝9時から、戸籍謄本の発行が可能になるはずだ。
まだだ、まだまだ。
無事に書類を発行するまで、アタシの戦いは終わりじゃない、気を引き締めろ!
でも、疲れた。
ああ、これから仕事……
かくして今朝の任務は完了したのであった。
昼休み、がっちゃんの待つ病院へ。
看護師さんの話だと、今朝から発熱。
朝は37.3度だった熱が、37.7度に上がっているらしい。
「これから冷やし始めます。今日の面会は短めにお願いします」と言われて、本当に顔を見るくらいで終わりにした。
痰が絡んで苦しそうな声が聞こえて来て、心配になる。
今まで安定していたから、すっかり安心し切っていたのだけれど。
回復を信じながら、お任せする。
それがアタシに出来る唯一のことなんだ。
がっちゃん、明日もアタシは頑張るよ。
ちゃんと戸籍謄本、取るからね〜!