さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

嬉しい知らせ…涙。

GW明けの慌ただしい木曜日。

午前中は連休中に溜まった仕事の諸連絡で、目が回るほど忙しく……ホントにちょっと、クラクラめまいが〜💦

しっかり休んで充電満タンのはずなのにね。
クルクル回る仕事のペースに、休みボケのアタマがついて行けずに息切れしていた模様。


どうにかこうにか、待ちに待った昼休み。
お昼を食べるより、いざ行かん!
がっちゃんの待つ病院へと車を走らせた。


気持ちよく晴れて、病院まで爽やかなドライブ気分。

ずーっとSTAY HOMEしてたからかな。
久しぶりに、がっちゃんの近くに行けるからかな。
仕事からの解放感もあるかも知れない。

すっかり、昼休みの病院通いが楽しみになっていることに気がついた。


病院の駐車場でササッとおにぎりを頬張って、受付で「洗濯物の受け渡しに来ました」と告げて待つことにも慣れて来た。


しばらくして現れた看護師さんは、手に何やらメモを持っている。

「紙おむつの使用量についてなんですが〜」

あ!ちゃんとチェックしてくれたんだ!
療養病棟に移った日に、看護師長さんと面談し、紙おむつを届けるペースがつかめない、と言った時に、

「1日にどのくらい使うのか、数えてみますね」

と言ってくれたのだった。


ただでさえ忙しいコロナ渦の今、こんな小さな声に応えてくれたことが嬉しい。


療養病棟に来た当初は下痢しやすかったのですが、今は落ち着いて、座薬を使うほどなんです」

びっくり!
下痢どころか、出ないんだ〜今は?

「そんな感じなので、実はこの前持って来ていただいた紙おむつはそのまんまなんです」

今は1日1枚で、済んでいるらしい。
良かった……よっぽど今日も、買ってから来ようかと思っていたくらいだったから。


体調も落ち着いている。
やはり痰は多くて、奥の方で絡んでいるのを取る時は辛そうだったりするらしいけど。


「目は開きますか?」

病院に来るたびに、アタシは必ず、こう聞いてみる。


「開いてますよ。声をかけると、目を開いてくれます」

え! 呼びかけが分かるの?


「目を開くだけで、視線を合わせたりはしないんですけど、自分のことを呼ばれてるっていうのは分かるみたいです」

ええー! わっ、分かるんだね、がっちゃん!!


「お部屋を変わったばかりの時は、声を出したりもしていましたよ。だから、てっきりお話しの出来る人かと思ってたんです」


えええーーー!!!

がっちゃんが声を!?
きっと環境が変わって驚いていたのかな。
自分の気持ちで、声を出していたんだよね、きっと!


「今は、痰が絡んだ時に痰を切ろうとする時に声が出るだけですが」


ちゃんと、自分から痰を切ろうとしてるんだね。

すごい!スゴイや!がっちゃん!!

3ヶ月前、助かっても植物状態のまま、良くて目を開けるだけです、って言われていたのに……


毎日毎日、がっちゃんは生きる力を取り戻していっている。

ブログを書きながらも、思い返しては、涙で文字が見えなくなって来る。


頑張ってる。
がっちゃんは生きようと頑張っている。

小さな小さな変化だけれど、あの3ヶ月前の瀕死の状態、助かったとしても一生植物状態だと宣告された時から、なんて大きな進歩なんだろう。


がっちゃん、アタシは命の力を信じて待つよ。


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