さんにん暮らしプラス1

脳卒中で眠れる森に住む夫がっちゃんと残された家族の毎日。悲しんでても始まらない!三人暮らし楽しもう♪

最後に涙。の月曜日

本当に、土日あったのかな?
週末、来たよね?


そんなことを思っちゃう。
気がつくとまた、月曜日。
今週も、始まったんだな〜〜。


病院で、ほんの少し戻った意識の中で過ごしているがっちゃんにとって、毎日の長さって一体どんな感じなんだろう。


聞いてみたい〜は無理だから。
せめてのぞいてみたいよ、がっちゃん。
あなたの心の中を。
あー、その方がもっと無理?(笑)


一見健康に見えるアタシの心の中だって、毎日グチャグチャしたり、明るくなったり真っ暗闇に停電だったり、目まぐるしく変化している。


脳の機能の大部分が損傷したと、最初の急性期病院の先生は言っていた。
大きな後遺症が残るって。


最初の頃、すぐ熱を出していたのは、熱を下げる脳の機能が働かなくなってるからかも、って看護師さんは言っていた。


今は、熱が上がってもちゃんと下がる。
朝になれば目を開けて、夜は眠って。
昼間は大きなあくびもするし、痰が絡めば咳払いもする。


脳はちゃんと目覚めてる。
と、シロウトだけどアタシは思う。


でも、どこまでわかってる?
自分の名前は?
自分がいるところは?
世話してくれてる人が看護師さんだって、知ってる?
アタシを見て、自分のパートナーだって…わかる?


着ているものが、服だってわかる?
寝ているのがベッドだって、知ってる?
窓から見えるのは、山ってもので、お天気がいいとか悪いとか、鳥の声とか、今日は暑いとか風が気持ちいいな、とか。


悲しいって、感じる?
うれしいって、思う?
楽しいとか、辛いとか……


わからないことだらけ!


無理もないよ。
アタシ自身のアタマん中だって、わからないことがいっぱいなんだから。


わからないことは、仕方ない。
じゃ、どうすればいいのかな。


んーー、無理、しないこと?
わかろうと、しないこと?
今の状態……今の気持ちだけを受け止めること。


あ、こう思ってるんだ、って感じること。


肯定も否定もせず。
ただ、感じること。
アタマの中の…ココロの中の「音」に耳を澄ますこと。


がっちゃん、きっと今はそうやって耳を澄ませて「聞いて」るのかな。


今日のアタシ。
苦手だった人と、なぜか昼休みに楽しいお喋りが出来てた。
ホント意外で、どう気をつかっても噛み合わない人だったから、もう仕方ないかな〜って諦めてた、そんな人。


ただそれだけで、今日一日がとびきりイイ日になっちゃうくらい、アタシって単純な性格。


相手はどう思ったかは知らないけれど、今この「うれしい」って自分の思いを両手いっぱい、大切に抱えていればいいのだ。


あ、相手女性。
他意はナシ(笑)


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私信:水玉ちゃんへ
ブログを読んで、どうしたら気持ちを伝えられるかなって思って書いています。
水玉ちゃんの辛くて悲しい気持ちが伝わってきて、ぎゅーっと抱きしめてあげる…のはあまりにも強引なので(笑)せめて、そっと隣りに座ってたいな、と。
真っすぐな想いを書いてくれて、ありがとう。
アタシも、そう思います。きっと、似ています。
ちょっと泣きました。
また、ブログ読ませてくださいね。|・ω・`)コッショリ